未来の1/fragment







「これって…このプリントの字って、もしかしてさやかの字じゃない⁉︎」



教卓前にいたさやかはクラスメイトに駆け寄り、持っていた紙を見た。



「あっ本当だ‼︎ねぇ、もしかして…今落ちて来てるのって、私たちのクラスのノートじゃない⁇」


「よく見たら、これ…今日出したばかりの宿題じゃん‼︎」




クラス内と窓の外で起こる異様な光景を目の当たりにしながら、夏海はスタスタと歩き、服部の机に右手を置いた。


夏海の脳内には、服部が席を離れた後が脳裏に映像として流れる。






自分の机の上に積み重ねていたノートを持ち上げ、1人教室を出て行く。


ゆっくり廊下を歩くが、向かう先は一階にある教務室ではなく、何故か上に上にと階段を上がって行く。


服部は階段の前で一度立ち止まり、顔を上げる先は屋上だった…