未来の1/fragment





* * *



服部を探していた堀澤は、中庭を歩いていた。


腕時計をチラッと見て、「もうすぐ授業が始まる」そう思いながら教室へ戻ろうとしていた。



すると足元にヒラヒラと紙切れが落ちて来た。



「ん?」



右手を伸ばして紙切れを拾った堀澤は、目をパッと大きく見開いた。


頭上を見上げると、紙やノートなどがパラパラと雨の様に降って来た。



* * *



一方教室では、クラスメイトが窓を全開に開け、窓枠に両手を置いて上を見上げた。



ヒラヒラと落ちてくる紙を見て、何事かと騒ぎ始める。



「なんだなんだ?」


「紙が落ちてくる‼︎」



上から落ちてくる紙を手を伸ばして掴み取り、見たクラスメイトはハッとなる。