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服部を探していた堀澤は、中庭を歩いていた。
腕時計をチラッと見て、「もうすぐ授業が始まる」そう思いながら教室へ戻ろうとしていた。
すると足元にヒラヒラと紙切れが落ちて来た。
「ん?」
右手を伸ばして紙切れを拾った堀澤は、目をパッと大きく見開いた。
頭上を見上げると、紙やノートなどがパラパラと雨の様に降って来た。
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一方教室では、クラスメイトが窓を全開に開け、窓枠に両手を置いて上を見上げた。
ヒラヒラと落ちてくる紙を見て、何事かと騒ぎ始める。
「なんだなんだ?」
「紙が落ちてくる‼︎」
上から落ちてくる紙を手を伸ばして掴み取り、見たクラスメイトはハッとなる。



