未来の1/fragment







「今回は今までと違う気がする、命が…命がかかってるの‼︎」


「えっ命⁉︎お前はそんな未来が見えるようになったのか?」



丸林は上を見上げた途端に、グイッと力強く夏海にシャツの襟を掴まれた。



「笑い事じゃ済まされないレベルって事なの⁉︎分かってよバカ‼︎」



握られたシャツを離して、夏海は立ち去って行った。


そんな夏海の後ろ姿を見ながら丸林は舌打ちをする。



「いつになく、激しいな…」



その場に座り込んだ丸林は、考え事を始めた。



何必死になってんだよ。そんだけの情報じゃ、分かるもんもんも分からねーよ。


最近は坂尻に関わるとろくなことがない。プラスになる事ってあったか?