肩を揺さぶっていた手を止めた夏海は、服部に衝撃的な言葉を掛ける。
「今のままだとあなた、あと1週間後に命を落とすわよ‼︎」
自ら心当たりがあるのか、服部はうんともすんとも返事をしない。
「そうなのか?うーん…でもさ、俺一人が死んだところで、世の中はそう簡単に変わらないもんだよ⁉︎」
ようやく返事をしたかと思えば生意気な答えを述べ、不敵な笑みを浮かべながら言う服部を不快に思う夏海はふっと笑う。
「まぁそうかもしれないわね。でももう少し死ぬ場所を考えた方がいいわよ。すごい迷惑だから」
さっきまで笑っていた顔が、すっと真顔になり迫力が増し、無言の圧力をかける。
「じゃあ…」
拾い集めたノートを服部に渡して、夏海はその場を立ち去った。
服部はただ夏海の後ろ姿を見届け、その足で再び教務室へ向かった。



