「あれ、保健室に行ってたんだろ⁉︎大丈夫?」
「うん大丈夫、いつもの事だから。それより私の不注意だったから本当にごめんなさい」
いつもの様に強気な返事をするものの、素直に謝る夏海に服部は少し驚きながらも、一緒にノートを拾い重ねていった。
「これ、一人で持っていくの?私も手伝おうか?」
拾い集めて立ち上がった時に、服部の肩にホコリが付いているのに気付いた夏海はそそくさに
「ちょっと待って、そのまま…」
ホコリを手で叩こうと肩を触った途端、夏海の脳裏に彼の過去が浮かび上がってきた。
視界は真っ暗になり、その暗闇の中に服部の姿が見えた。



