未来の1/fragment







「そういえば、今何時⁇」


「17:00だけど」



腕時計を見た丸林はだるそうな声で答えると



「もうそんな時間なの?」



ベッドから起き上がり、靴を履いてバタバタと保健室を出る夏海を笑いながら見届けて、丸林もその場から離れた。



教室に荷物を置きっぱなしにしていたので、廊下をスタスタと早歩きをして、教室に入ろうと角を曲がった時だった。



クラス全員分のノートを重ねて持っていた生徒と肩がぶつかってしまい、ノートが廊下の床に散らばってしまった。



「ごめんなさい‼︎」



夏海は慌てて散らばってしまったノートを必死にかき集めていると、目の前で学級委員長の服部がしゃがみ込んだ。