保健室のドアを開けると、保健師の先生が生徒の傷の手当てをしていた。
「あら、どうしたの?」
「坂尻がめまいするみたいで、少し横に寝かせててもいいですか⁇」
「いいわよ」
夏海はベッドに入り、毛布を被せられた。
堀澤はパイプ椅子をベッドの側に持ってきて浅めに座った。
目を瞑っている夏海の顔を見て、堀澤はある事を考え始めた。
しばらくの間、夏海からめまいや頭痛の症状を聞いていなかった事もあり、良くなってるのかと思っていた。
原因は多々あるだろうが、根本的な事があまりにも不明すぎる。
めまい、あるいは頭痛や立ちくらみは、何かしらの前兆だったりするのだろうか?
むしろ、俺だけが知らないだけなのか⁉︎



