未来の1/fragment







丸林は胸ぐらを掴んでいた手を勢い良く離して、じっと堀澤の目を睨みつける。



「お前は俺の何が分かる⁉︎他人に好かれて、将来有望で世間からも大いに期待されて、何から何まで本当に羨ましい奴だな」



そう真顔で言い放ち、丸林は颯爽と教室を出て行った。



「はぁ?みんなして何なんだよ…」



堀澤は腑に落ちない様子で、その場で1人呟いた。



* * *



その後…



一連の事件に関与していた主犯格の星野は、自主退学。共犯者2名を停学2週間の処分とした。


隠しカメラのテープは回収、あとクラスメイトを含め目撃者の証言が決め手となり、あらゆるものが証拠として提出された。


よって事件は解決に至り、これにてこの騒動は終結し、夏海達はいつもの穏やかな日々が戻った。