未来の1/fragment






教室を去ろうとする星野に、堀澤が廊下に響く声で言った。



「どうしてお前がそんなことしたんだよ⁉︎まだ俺は信じられない‼︎」



黙っていた星野は、堀澤の方へ振り返り口を開いた。



「死んでも二度と言わない」



そう言い残して教室を出て行った。




夏海は廊下に出て、右を向くと西岡先生と星野の後ろ姿が見えた。


正面を向いた夏海は、その足で向かいの隣の教室で立ち止まり、窓を二回トントンとロックした。



「出てきていいよ、もう終わったから」



夏海が窓越しから声を掛けると、教室の中から真弥とさやかが出て来た。



「あ〜、やっと終わった〜‼︎」


「まさか主犯格が星野さんだったなんて…」