あるクラスメイトが、丸林の顔に向かって指を指した。
「もしかして…丸林が犯人なのか?また問題を起こしたら、次は退学だぞ⁉︎分かってるのか?」
指を指された丸林は細笑った後、眉間に皺を寄せた。
「ふざけんな。俺がやったっていう証拠があって言ってんのか?何でもかんでも俺のせいにする気か?そんなんだから、何一つ問題を解決できないんだよ‼︎」
指を指したクラスメイトに鋭い視線を送った後、すっと夏海の方に振り返る。
「犯人はきっと野次馬のフリをして見ている。そして、また現場に戻ってくる」
丸林と夏海はロッカー前で、じっと見つめ合った。
確かに丸林の言っていることは一理あるだろう。



