未来の1/fragment






夏海の家の前に着くと堀澤の方を振り返った夏海は、面と向かって話をする。



「わざわざここまで送ってくれてありがとう」


「気にすんな、ただ俺が送りたかっただけだから」


「堀澤って何か最近、私に優しいけど…どうしたの?」


夏海からの予期せぬ言葉に、堀澤はただただ目を開けてびっくりする。



「どうしたのって…お前が心配だからに決まってるだろ‼︎」


「何それ、変なの⁉︎」


「それより早く家入ったら⁉︎」



堀澤は親指で家の方を指差した。



「うん、じゃーね‼︎」



夏海は堀澤に手を振り、玄関前の扉を開け、家の方へと歩いて行った。