未来の1/fragment






歯をくいしばる丸林は、怒りの矛先を堀澤へ向けた。


教室にいた夏海を含め、クラスメイトは2人の方へ視線を向け、この状況が只事ではないと悟った。



「お前に俺の何が分かる⁉︎」



丸林は堀澤の襟を両手で掴み始め、殴り合いにもなり兼ねないと思い、必死でクラスメイトが2人を止めにかかった。



「やめろやめろ‼︎」



無理矢理2人を引き裂き、何とか2人を鎮静することができた。


すると、騒ぎに気付いた担任の西岡先生が教室へやって来て、一番ムキになっていた丸林を見るや否や



「丸林、こっちへ来い‼︎」



いつになく怒鳴り声で担任は丸林に手招きをした。


ただ黙って丸林は担任の後を追うように教室を出て行った。