未来の1/fragment







「なぁ、ニュースの話に戻るけどさ。その全国一位の人の苗字が『丸林』だったんだ!」


「名字が一緒…もしかして丸林の弟か⁇んなわけないよな〜‼︎」



クラスメイトの男子数名が笑っていると、丸林は話を聞いていたのか、ムクッと起き上がり席を立ち始めた。


そのまま教室の後ろを歩き、噂話をする男子の席で立ち止まり襟を掴み始めた。



「おい、うるせーんだよ‼︎」



丸林はクラスメイトを殴ろうと右手を上げた瞬間、背後からバシッと手首を掴まれた。後ろを振り向くと、堀澤が立っていた。



「殴るほどの事じゃないだろ⁉︎そこまでにしてやれよ‼︎ただの噂話なのに、何でお前がムキになるんだ?」



堀澤は丸林に冷たい視線を送る。