「この他にも色々と不思議だなと思う事はあったんだけど、夏海が生まれた途端に他人の未来を見る事がなくなったの‼︎一体何だったのかしらね〜」
母親はもう他人の未来を見る事は無くなった。
と言う事は…私は母子遺伝?産道遺伝⁇という事なのだろうか⁉︎
考え事をしている夏海に対して、母親は優しく微笑む。
「どうして見えるようになったかは分からない。でも再び他人の未来が見えるのなら、悪い事に使うのではなく、沢山の人々を救う事に使いたい。
人の将来、運命ってほぼ生まれながらにして決まってるから、その手伝い?まるでヒーローみたいな感じね‼︎」
母親の過去は決して明るいものではないが、夏海と同じ様に高校時代の友人達を助けようと必死だったんだと伝わった。



