その頃、夏海は真弥と飯田の2人を探しに昇降口の方へと走って探していた。
真弥は、運命の2つの選択肢を決める瞬間が訪れていた。
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終始無言だった真弥は、重い口を開く。
「本当は言うつもりなかったんだけど、最近敬太に連絡したり話しかけても素っ気ないなと思ってたの。
だから少しでもヤキモチ妬いて欲しいなと思って、敬太と同じ剣道部の安井くんに相談してたの。
ただ…それだけだったのに、敬太が凄い怒るなんて思わなかったの」
真弥は二股をかけていたわけではなく、ただ飯田に振り向いて欲しかった。
だが真弥は男の影を作ってしまい、飯田がそれを誤解してしまい、喧嘩に発展してしまった。



