「気になるのね...クスっ」 担任の先生、クレア先生は口に手を近づけて可愛く笑った。 「どうかなさいましたか?」 「なんでもないわ」 クレア先生は目を細めて微笑んだ。 「王族の1人がとてもハンサムくんで、女の子たちはその子を狙っているのよ。で、そのハンサムくんがロジャー国の第2王子で、ジェントルマンなのよ」