「私と‥‥?」


「‥‥はい」


「もちろんいいよっ」



やったぁぁぁぁ!!


私は物陰に隠れながらガッツポーズした


中村くんも顔がほころんでいて嬉しそうだった



「琴美何してんの?」


「わっ‥‥!」


びっくりしたー‥‥


後ろから出てきたのは私の幼なじみの友ちゃんだった


「驚かさないでよー」


「勝手に驚いたのは琴美じゃん」


「それはそうだけど‥‥」


「てかそんなことはどうでもいいから早く教室戻ってお昼食べよ」


友ちゃんは地味に冷たい


昔から私にだけ冷たいんだよなー‥‥