「中村くん、私なんかでよかったら‥‥よろしくね。」


「え‥‥

ほ、本当ですか?」


「うん。」



「やったぁぁぁぁぁ!」


中村くんは、私の返事を聞いた瞬間、手を挙げて喜んだ。


そんな大げさな‥‥。





今までいっぱいすれ違ってきて、間違ってしまう時もあったけれど‥‥これからまた、やり直していこう。



私は中村くんを見ながらそう思った。





END