あれ‥‥なんで今僕‥‥嫌だなんて思ったんだろ‥‥


一さんが誰と付き合おうと僕には関係のないことなのに‥‥なんでこんなにも胸がざわつくのだろう‥‥


一さんは僕にとってどんな存在なんだろう‥‥



神様?


違う‥‥



友達?


それもなにか違う‥‥



好きな‥‥人‥‥?


それは違う‥‥だって僕は水瀬さんのことが好きなのに‥‥




それでもいつも僕の頭の中には一さんの笑顔があった。



でもそれが何を意味するのか僕は気付かなかった


否、僕は気付きたくなかったんだ。





中村side end