それから3人で話していると外は薄暗くなっていた



「うわっもうこんな時間じゃん、私今日塾があるからもう帰る。

琴美、明日待ってるから」


「うん」



友ちゃんはそれだけ言うと慌ただしく部屋を出ていった


「じゃあ、俺も帰ろっかな」


時雨くんがそう言って立ち上がったので私は玄関まで見送ることにした



「今日はありがとね」


「いや、琴美がちょっとくらい元気出たならよかった」


「うん、元気でたよ。」



「あのさ‥‥‥‥俺、琴美の事が好きだよ。」


え‥‥?



「俺は、琴美の事を傷つけたりしない

ちゃんと琴美を幸せにするって約束する。

だから、俺と付き合って欲しい。」



いつになく真剣な顔をした時雨くんから目が離せなかった