それから数分玄関のチャイムが鳴った


ドアを開ければ予想通り友ちゃんがいた



「琴美、その目やばいよ」



私の顔を見た友ちゃんは開口一番そう言った


デリカシー無さすぎない?


私が友ちゃんを恨めしい目で見ていると後ろからもう一人顔を出した



「こんにちは!」


顔を出したのは時雨くんだった


「な、なんでここに!?」



「なんか勝手に付いてきた」



友ちゃんはめちゃくちゃ嫌そうな目で時雨くんを見ていた