「‥‥ばーか」


「えっ!?僕なんかしましたか!?」



私の一言でめちゃくちゃテンパっている中村くんを見ていたらつい笑ってしまった



「なっなんで笑うんですかっ」


「なんでもなーい!」


「じゃあ笑わないでくださいよっ!」


「あーお腹減ったーそこのファミレスでも行こっか!」



私は中村くんの話を無視して目の前のお店に入っていった



「ちょっ!無視しないでくださいー!」



中村くんはそう言いながら私の後ろを小走りで追いかけてきた