お父さんはほとんど家に帰って来ない 仕事が忙しいのはわかるけどもう少し家族の時間を作ってほしい そう何度もいったけど無理だった 「仕事の邪魔をするな‼ そんなやつはうちにはいらん‼」 バチッー 毎回私は頬を叩かれた お姉ちゃんは、私にかけより頭を撫でて、お母さんは静かに涙を流す… そんな日々が続き、私はとうとう諦めた こんなになるなら、もういいや……と そんなとき、理貴に支えられた 浮かない顔をしていた私に気づいて、大丈夫か?と何度も聞いてくれて そのたびに何粒もの涙を流した