幼馴染みと…



昔の思い出に浸りながら鼻をゾビゾビならす

これじゃ、色気もくそもない

まっ、理貴の前では普段のままで良いんだけど

「きたね」


不意に漏れたと思われる理貴の声でパッと我にかえる
ダメだ‼ 理貴だって男だ!

こんな女一緒にいたら汚ないんだ



うわぁぁぁ! ゴメンね、ごめんなさい理貴‼




しょんぼりと頭を抱えると

「まぁ、俺は、、、そんな笑海の方が好き…だけど?」



そう言った理貴の顔は耳まで真っ赤だった