「笑海~‼
早く支度しなさーい‼」
ドア越しにお母さんの声が聞こえて、またか…と項垂れる
今日もいつもどうり隣の家へお引っ越し
焦げ茶色の髪の毛をなびかせてお引っ越しの準備をする私は木寺笑海(キデラエミ)
隣の家へお引っ越し…というのは隣にすんでいる幼馴染みの砂越理貴(スナゴシリキ)の家に世話しにいかなければならない、ということ
理貴とは三歳からの幼馴染みで結構仲が良かった
今はカッコ良くなっちゃってクールで冷たいけど!
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