しろくまカフェ。

「まー、バレることもないんじゃない?
どっちでもいいけど。その日に決めよ…」

「うん。じゃあまたね。」

正直、興味はあった。
地元以外の場所。
知り合いもそんなにいないし。
友達と夜遊び。
お酒。

親友の優美には
中学時代からさんざん

「私は成人するまで飲んだりしない。
成人したって仕事の付き合いでしか飲まない」

と言い張ってきた。

「あっそ。んーどうかな。
鈴音みたいにさ、真面目なタイプって
自由になった瞬間、なにかがハジけたように遊ぶようになると思うけどな。」

「そーゆー人もいるかもだけど、私は違う。
もし何かあったらどうするの…
人生棒にふりたくない。」

「大学生になったらみんな変わりそうだけどね…
まぁ今もこんなんな私にはわかんないけど。」

私の小学校からの親友、優美。
中学2年生頃から荒れ出した。
学校もこなかったり
遅れてきたり。

家には帰らず泊まり歩いて
お酒を飲んで…
タバコを吸いながら登校してきた日もあった。

正反対すぎる私たち。
友達も真逆。
仲がいいことに、よく驚かれていた。

それでも、
優美は優美だった。
真っ直ぐで友達思いで。
素行こそわるいものの
友達の中では一番信頼できる、
大切な人。