しろくまカフェ。

「え?のみって…
飲めるかな…」

「大丈夫大丈夫、観光客だと思わせればいいのよ。
それに鈴音、大人びてるから。」

香澄は変わった。

中学の頃は
それこそ恋多き女ではあったものの
考え方は真面目で、
先生に従う優等生よりの子で。

それが別々の高校に入って、
久しぶりに会ってみるとびっくり。

お酒を飲むようになって
その場の流れ…の浮気も繰り返していた。

「私…お酒とか慣れてないんだけど。
そもそも親のいないところで飲んで
バレたら…」

私のお父さんは厳しい。
小学校の頃の、お母さんの再婚相手。
妹が産まれてからも
自分の子供のように可愛がってくれて。

出会った当時は衝撃をうけた。
肩まである金色の髪。
体格の良さ。
細い眉。
睨みつけるような表情。