「ちょっと!ねえ!レン!ねえってば!!」
ハッ、、、、、、!!
「は?えっ?な、なななに?なによ??」
キキッと自転車を止まらせる。
「なに、さっきの男の子知り合い?ずーっと見てたけど!前方不注意でとっても危ないです〜!」
憎たらしい顔で、犬のウンコ踏んでたよ。と付け加えるルリ。
まじかよ…まぁタイヤだからいいやもう。
「い、いや、こんな遠くまで走りに来て、バレー部も大変だなぁ〜って思ってサ!!」
……ジーっとこっちを睨みつけてから、ニヤっと笑い口を開くルリに嫌な予感がした。
「へぇ〜〜〜〜随分とキラキラ〜っとしたお目々で見つめてたからてっきり恋でもしてるのかと思いましたよ。れ・ん・ちゃ・んっ」
「ーーーー!!!!」
輝かないわたしの高校生活の原因
「だあれ???」
最大の原因
「…C組の 碓氷 翠くん、です。」
絶対に振り向いてくれない相手を、
「いつから好きなわけ?????」
好きになっちゃったから。

