私は亜久登の元へ駆け出した。 伝えたい事がひとつだけあるんだ。 『亜久登……』 亜久登は目を覚まさない。 『亜久登……私は信じてるからね?亜久登が目を覚ます事。ずっと待ってるね。だからさ、早く目を覚ましてね。話したい事いっぱいあるからさ……』