辺りを見回すと隣には亜久登がいる…… もしかして助けてくれたの? 起き上がると、看護師さんが来た。 『あら、起きたのね。もう一人、貴方の事を助けた人が別の病室で寝てるんだけど見に行く?』 え?私を助けたもう一人って……亜久登意外にも……? 看護師さんについていき、恐る恐る病室に入ってみる。 するとそこには 『亜久登……?』 頭や足に手、包帯で巻かれた変わり果てた姿の未来の亜久登がいた。 急に涙が出てきた。