『そんなの知らねぇよ』


と、皆が言ったその時


『ヨウコソ……死人ゲームヘ……』


死人ゲーム?何それ


『ココデハ、ワタクシCが1日1回午後12時ニ死人ヲ指名シマス。』


そう言ってCはゲームの説明をした。


『は?意味分かんねーんだけど。』


そう言ったのは私の双子、昂だった。


昂はそのまま教室を出た。しばらくすると昂が戻ってきた。


けれど、昂は真っ青な顔だった。


『校内から出られなかった……前に進めねぇよ!』


昂がそう言ったのだ。