『独りぼっちぃぼっちっち〜
ママはどこかに死んでったぁ〜
パパは私を殺しに来るのぉ〜
皆消えてくバァイバァイ〜』



ゾクッ……!


何この歌……?胸騒ぎがする……


『ん?この子どこから入ってきたの?』


彩雨が言う。見ると可愛らしい女の子。


女の子は窓に向かっていく。


『皆消えてくバァイバァイ』


その言葉を最後に、女の子は窓から飛び降りた。


紗乃子が窓から見下ろすと


『あれ……?いないよ!?』


ほんとだ……女の子がいない?