君を好きになっちゃったんだ。

「んーまあそれもそうだね〜」




そう言ったにも関わらず、晴はフンフンと鼻歌を歌って出て行こうとしない。




イライラするな、まったく。




「早く帰ってよ」




「そうだね〜じゃあ最後に、美鈴ちゃん、だっけ?桜ちゃんのことちゃんと見ておいてあげてね。よろしく〜」




「え?…あ、はい」




ボヤッとしていた美鈴に晴が話しかけた、けど!!




「ちょっと、美鈴に話しかけないでよ。美鈴が晴の毒牙にかかったりしたらどうする気?」




「平気だよ〜たぶん。んじゃ、俺は帰るねぇ」




ようやくドアに向かって歩き出した晴。




だけど、晴が「みんなもバイバーイ!!」なんて大声でいうもんだからそこら中の女子がキャーキャー叫んでうるさい。




…帰るときくらい静かに帰ってよ。