君を好きになっちゃったんだ。

「なにあいつら!桜のことなにも知らないくせに!!」




HR後、小声で文句を言ってくる美鈴。




そんなちっぽけなことでも嬉しい。




でもあたしの意識はそんなことへは向いていなくて。




…今ならいけるかもしれない。




「美鈴」




「え、あ、なに!?」




美鈴はあたしが話しかけると思っていなかったんだろう。




目を見開いて、驚いたような声をあげている。




逆にあたしが驚いちゃうよ。




「あ…あの、さ…」




うんうん、なんて言いながら頷いている美鈴は身長も160センチあるあたしと比べると、149センチしかなくて小さいから犬みたいで可愛い。