君を好きになっちゃったんだ。

ふっ、と顔を俯く。




すると頭に暖かいものが乗った。




「桜ちゃん、ちゃんと友達と話しなよ?手遅れになる前に伝えた方がいいから。じゃないと絶対に後悔する」




顔をあげるとポンポンとしてから離れていく手。




なによ、急に真剣な顔しちゃって。




そんなこと言ったって、今までまともに話したこともないのにいきなりできないよ。




なんて言われるのかも、なんて言っていいのかも分からないし…




「桜ちゃんが友達のことを信じていればきっと大丈夫だよ。だから頑張ろう?ね?」




ふわっと微笑むチャラ男先輩。




その姿はなんだか格好良くて、いつもの姿は皮を被っているんじゃないかと勘違いしてしまう。