君を好きになっちゃったんだ。

「もしも……」




『あんた馬鹿なの!?』




結衣の大きい声が鼓膜を震わせる。




「え…?」




俺同様、怒っていると多少口が悪くなる結衣。




その姿はいつものあの姿からは想像できないほどに怖い。




「な、なんで怒ってんの?」




『あんた、桜ちゃんになにしたのよ!!泣きながら歩いてたんだけど!?』




は、え…桜?




結衣と桜が一緒にいる…?




『とりあえずここまで来なさいよ!?有名なツリーのところにいるから!!』




ブチッと一方的に電話を切られる。




会って、なんて言えばいいのか分からないけど、とりあえず行かないと…!!