君を好きになっちゃったんだ。

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「いっやー、さっきの泣き顔は傑作だったなー」




帰り道、隣で爆笑している晴。




告白は元から仕組まれていたことらしくて、美鈴はとっくに帰っているらしい。




けど…!!




「…晴イヤ。嫌い」




あたしは嬉しかっただけなのに…!!




「待ってよ。それはけっこう心にくる」




「自業自得だもんね」




ムスッとしたまま歩く。




「えぇー機嫌直してよ。桜ちゃーん」




その言葉にピタッとあたしの足が止まる。




「…絶対ヤダ」




「え、なんで!?」




晴は気づいてないけど、




「桜って呼んでよ」




あたしはそっちのほうが嬉しい。