君を好きになっちゃったんだ。

ーーーーーーー
ーーーー

「綿あめ食べたいな…」




川沿いの屋台を見ながらそうつぶやく。




「買ってあげる」




「え?いいよ。自分で買うから」




晴に迷惑をかけないように、そう思って言ったのに晴の機嫌は急降下。




「俺だって男だから」




「?知ってるよ?」




晴が男じゃなかったらおかしいでしょ。




頭の中で女の子の晴を想像してみるけど…




うん。おかしい。




「そういう意味じゃないって…」




多少呆れている晴。




「こういうときは男がおごるもんだろ?」




浴衣を着ている晴はいつもと雰囲気が違くて。




「じゃあ、お願いします…」