君を好きになっちゃったんだ。

ーーー数分後




「このままいても大変だろうし、お家の人に迎えにきてもらいましょう。クスリは飲ませた?」




「さっき飲ませました」




「そう。じゃあ先生は連絡してくるから、もう少し見ててもらえる?」




「はい」




パタパタと先生が出て行った音が聞こえる。




思ったより重症みたいで、帰れることにホッとする。




けど、カーテン越しに聞こえた会話に疑問が浮かぶ。




「ねぇ、晴」




「んー?」




カーテンを開けて中に入ってきた晴。




「あたしクスリ飲んでないよ?」




「あーえー……飲んだ」




「飲んでないって」




「…飲んだ」




「本人が知らないのに飲んでるわけないでしょ?」




晴はなにを言ってるんだか。




「……飲ませました」




「………」