君を好きになっちゃったんだ。

「…どうかした?」




わざわざこっちを向いてくれる晴。




「行かないで…?」




ボワっと真っ赤になった晴の顔。




な、なにあたしったら恥ずかしいこと言ってるの…




「やっぱりなんでもないです…」




恥ずかしくなって反対側を向く。




「いてあげたいのは山々なんだけど、早く治さないと花火大会行けなくなっちゃうでしょ?だからちゃんと家に帰って寝ないと」




花火大会…




あたしと行ってくれるってことは、美鈴とは付き合わないってこと…?




美鈴には悪いけど、嬉しい。




「…はい」




「じゃあちょっと行ってくるから待っててね。すぐ戻るから」