君を好きになっちゃったんだ。

「………桜」




大泣きしていた美鈴がピタッと停止する。




「さっき寝てたってことは、体調悪いんだよね?」




「…悪くないです」




「嘘つくな!!ほら寝て!!」




美鈴に嘘は通用しなかったみたいで、ぐいぐいと背中を押される。




「晴に連絡しないと…」




「いいよいいよ!あたしが呼びに行ってくるから!!桜は寝てなさい!」




まさかの返答に目を見開く。




「いいの…?」




「うん!!どこにいるか知ってる?」




「あの小屋」




「りょーかい!!じゃあちゃんと寝てなさいね?」




美鈴はパタパタと走っていった。