君を好きになっちゃったんだ。

保健室から飛び出して、廊下を走る。




だけど、熱のせいで足がちゃんと進まない。




動いて!!




動かないと、だってほら…




「なにしてんの」




あたしを追ってきた晴に確保された。




「離してよ!」




後ろから抱きしめられていることなんて、今の状況に比べたら易しいもの。




「だから離して!!離してってば!!」




「離すわけねーだろ。アホ」




「なんでよ!?」




「自分の体調考えろ。走ってるときもフラフラだっただろうが」




「もう治ったもん!!」




「はぁ…ちょっとこっち向け」




大人しく指示に従えば早く離してくれるだろうと思って晴の腕の中で回転する。