君を好きになっちゃったんだ。

頭を撫でてやれば安心したような顔をする桜ちゃん。




可愛いすぎだろ。バカ。




他のやつに見せたくない。




「…なに考えてんだか」




俺が好きなのは結衣だろ。




結衣だけを見てればいいんだ。




軽く天井を仰ぐ。








「失礼します」




ドアのほうから声が聞こえて、桜ちゃんのベッドのカーテンを閉めて出る。




「あっ…晴先輩」




そこにいたのは桜ちゃんの親友の美鈴ちゃん。




俺を見た瞬間、顔を赤くしている。




…分かりやすい子。




それなりに女遊びをしたり、モテてきた俺には分かる。




たぶん、美鈴ちゃんは俺が好き。