君を好きになっちゃったんだ。

ちょっと裕福な家庭に生まれただけ。




ちょっと綺麗な顔に育っただけ。




別にあたしがなりたくてなったわけでもないのに、みんなはあたしを“桜様”なんて呼ぶんだ。







ずっとそうやって避けられてきて、




友達なんてできなくて、




何度泣きながら眠ったんだろう。







でも中学生にもなるとだんだんと周りのことも気にならなくなった。




その結果がコレ。




無口で無表情な冷徹桜様。




…本当は、違うのに。