君を好きになっちゃったんだ。

俺にキスしてきた結衣の後頭部を抑える。




数秒たった後に唇を離せば、結衣の目には涙が浮かんでいて。




『ありがとう!!』




『結衣…結衣、ありがとう』




長すぎる片思いの末にやっと手に入れた。




俺の、大好きな人。




嬉しくて嬉しくて、自然と笑顔になる。




結衣と一緒に光のほうへ歩いていく。








『好きだよ、晴。1秒でいいからあたしを見て…』








二人の姿が光に包まれるとき、聞こえた声は…




…一体誰のものなんだ。