君を好きになっちゃったんだ。

突然のことに頭が真っ白になる。




唇が離れ、やっとなにが起きたのか理解した。




晴に、キスされちゃった…?




なんで…どうして…




呆然としているあたしとは裏腹に、晴はスヤスヤと眠り続けている。




「結衣…結衣……ありが…と…」




ねぇだから、




…あたしは結衣先輩じゃないんだってば……




ジワジワと目に溜まっていく涙が、あたしの視界をぼやかして。




もうこれ以上その場にいることなんてできないよ…っ




小屋から逃げるようにして出て行く。




「好きだよ、晴。1秒でいいからあたしを見て…」




そう、言い残して。