君を好きになっちゃったんだ。

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ギィッと鳴るドアを開くとあの本棚があって。




晴の名前を呼ぼうとしたけどやめた。




だって気持ちよさそうに寝てるから。




椅子に座って晴の顔をまじまじと見る。




うわぁ…まつ毛長い…




キレイな寝顔…




柔らかそうな茶色の髪を起こさないように優しく撫でる。




「…ん……結衣…?」




微かに聞こえた晴の声に、体が固まってしまう。




あたしは、結衣先輩じゃないよ…




間違えないでよ…




それとも、ただの寝言…?




ひとりで勝手に傷ついていると後頭部を抑えられて、








ーーーーー唇になにかが触れた。