君を好きになっちゃったんだ。

なぜかクルッと反対側を向いてしまった晴。




え?なに…?




「………なくたっ…………よ」




ブツブツとなにか言っているみたいだけどなにも聞こえない。




「晴?なに言ってるの?」




「あ、いや、うん。なんでもないよ」




そう言ってコッチを向いた晴の頬は微かに赤みがかっていて。




「そう?ならいいけど」




「そろそろイルカショー始まるから見に行こうか」




「イルカ…!?見たい!早く!!」




あたしは無意識のうちに晴の腕を掴んで歩き始めた。




「えっ…さ、桜ちゃん?」




「なに?早く行きたいんだけど」




晴が歩くのをやめるから渋々とまると晴はどこかを指差している。