君を好きになっちゃったんだ。

「あぁ!?なんつった!?」




「なに?そのキレーイなお顔、グシャグシャにされたいの?」




…ヤバい。




右側にいた子の手があたしに向かって伸びてくる。




あっと思ったときにはもう、あたしの体は押し飛ばされて、後ろにあった大きな木に背中を打ちつけていた。




「うっ…」




痛みを堪えながら顔をあげれば鬼の形相をした女の子。




「生意気なこといってんじゃねーよ」




怖い。でも、




「…顔しか見てないくせに、勝手に晴のこと語って。生意気なのはそっちでしょ?」




あたしもそうだから。




晴と同じだから。