君を好きになっちゃったんだ。

「…あたしの言った通りだったでしょ?」




「うん。…あたし、晴のことが好き」




真っ直ぐに美鈴を見て力強く言えば、




「ちゃんと本人に伝えなよ!!」




思いっきり背中を叩かれた。




「ムリムリ」




「なに言ってんの!!あたしが応援してあげるんだからそれくらいしなきゃ!!」




「へ、へぇ…?」




「だから、頑張りなよ。好きなんでしょ?」




美鈴…




「ありがとう。頑張るね」




二人で笑いあってお弁当を食べ始める。








「…あたしの分も、よろしくね」




そんな美鈴の思いはあたしの耳へ届かなかった。